【第69号 チャリダー10年目の憂鬱(鈴鹿8耐自走参戦記10/27)】
(ツーリング編)
■ 名古屋まで旧街道をひとっ走り
■ GPSのログの旅行中における保存方法
■ つきないため息
(メッセンジャー編)
■ 先週・先々週の走行距離
(ツーリング編)
■ 名古屋まで旧街道をひとっ走り
■ GPSのログの旅行中における保存方法
■ つきないため息
(メッセンジャー編)
■ 先週・先々週の走行距離
(ツーリング編)
************************************************************************ ■ 名古屋まで旧街道をひとっ走り
************************************************************************
第68号の続きです。
http://blog.mag2.com/m/log/0000153698/107001070?page=1#107001070
新居関(浜名湖)から名古屋までは約100キロ。
前夜から降り出した雨が上がってから出発する。多少出発が遅れてもそう遅くない時間に名古屋に着けるはずだ。100キロというのは以前は一大事業だったはずだが、メッセンジャーとして毎日これぐらいの距離を走っていると、そうタイヘンなことでもなくなってしまうのだ。それは一方では寂しいことでもあるのだが…。
新居関から潮見坂を通って愛知県に入る。ほんの数分ほどの登りだが、意外に急な坂だ。その潮見坂を越えれば名古屋まではそんなにキツい難所もないので、旧東海道のトレースに成功すれば非常に快適なルートになるはずである。
愛知県内の国道1号は、静岡県内よりもはるかに交通量が多く、そのくせ静岡県内よりも道幅も路肩も歩道も狭い。自転車で走るにはしんどい区間だ。だからこそ国道1号と平行して伸びている旧東海道を走る意義は大きい。
前日に引き続き、あらかじめ旧道の要所要所をポイントとして記憶させておいたGPSの助けを借りて、旧道を拾いながら西へ西へと進む。豊橋や岡崎といった大きな都市では旧道を見失うが、それ以外の区間ではわりと容易に旧道をたどることができる。
藤川宿、御油(ごゆ)の松並木、有松宿、鳴海宿…これらの区間は旧道の跡や古い家屋敷が残されており、「これぞ旧道」というのがよくわかる区間である。しかしそれ以外の区間でも旧道がよく残っており、意外なほど長いあいだ旧道を探索することができるのが愛知県なのだった。
************************************************************************ ■ GPSのログを旅行中に保存する
************************************************************************
昨年の鈴鹿旅行と同じく、今回も名古屋市内の「愛知県青年会館ユースホステル」に宿泊する。名古屋市内で野宿できる場所を探すのは困難をきわめる。しかも、体調も本調子ではないのだ。けっきょくここまでテントは1回しか使わなかったが、やむをえない。
さて、ご近所のポタリングとちがって、ここまで距離を伸ばすツーリングになると、GPS本体にすべての行程のログは入りきらない。だから何らかの方法でGPSに溜まっているログを外部の記憶装置に転送しなければならない。
そこで昨年使ったのは「シグマリオン2」というポケットPCだった。GPSとシグマリオンを、ケーブル2本とオス・メス変換アダプタでつなぎ、シグマリオンに差し込んだCFカード内にログを転送したのである。
↓GPSとシグマリオンの接続の様子(2004年11月撮影)
http://www2.odn.ne.jp/kakugeta/touring/img/tokaido/RIMG0146.jpg
しかし、シグマリオンはポケットPCとはいえキーボードを備えているために自転車で持ち運ぶには重くてかさばり、2本の極太ケーブルもけっこうな重さなのだ。だから今回は、シグマリオンではなくパームPCの「カシオペア」を使うことにした。機種はBE-500で、Yahoo!オークションで手に入れたものである。
GPSとカシオペアの接続も、両者をつなぐ特製の専用ケーブルをオンラインショップの「ライトスタッフ」で購入し、アダプタを介さずにケーブル1本で接続できるようにし、大幅な省スペース化を実現した。
↓GPSとカシオペアの接続の様子
http://www2.odn.ne.jp/kakugeta/touring/img/tokaido/RIMG0088.jpg
それにしても、GPS本体に、メモリースティックやSDカードのスロット、あるいはUSB端子でもあればいいのに・・・と思う。
ところで最近はGPS機能を備えたポケットPCが発売されている。ログの保存を考えるなら、ポケットPCで直接データを集めた方が手間はかからないだろう。しかし、こういった精密機器は耐久性が心配である。自転車旅行のような過酷な環境では、GPS付きポケットPCをむき出しで屋外にさらすわけにはいかない。
一方のGPS専用機は、もともとアウトドアで使うことが前提となっているため、防水性や耐久性ではハンディGPSに軍配が上がるだろう。持っていくならハンディGPSである。
宿に着き、GPSをハンドルバーから外し、そしてフロントバッグの中から厳重にくるんだカシオペアを取り出し、両者をつないでログをGPSからカシオペアに転送する。それが今回の旅行の日課になるのだった。
************************************************************************ ■ つきないため息
************************************************************************
宿では、カナダから日本に仕事で一時帰国中の男と同室だった。そうか、仕事なのか・・・そりゃそうだよなぁ、10月終わりに旅行しているビジネスマンなんていないよなぁ。
東京を出発して3日。ここまでの道のりはとてもあっけなかった。東海道を自転車で走り抜けるのも、2001年、2004年に続いてもう三度目だ。どこがツラいポイントなのか、今日はどこまで走れるのか、もうあらかじめ分かりきっている。到着点が分かりきったミッションを、今は淡々とこなしている。
2001年3月に、就職前の最後の旅行で東京から鹿児島まで走ったときは、もう一日一日が「大冒険」だった。おお、静岡県まで来てしまった…。おお、ついに名古屋だっ!自転車でこんなところまで来られるなんて!!大興奮の毎日だったのを今でもハッキリと覚えている。
その旅行から帰ってきた直後にウェブサイト「なんちゃってチャリダー通信」を本格的に作り始めるのだが、当時の原稿を読むと、熱いよなぁと思う。
正直な話、今回ここまで走ってきて、これまでよりも明らかに「飽いている」自分に気づくのだった。もはや東海道走破など、冒険でもなんでもない。「自転車でこんなところまで来られるなんてスゴイ」という達成感が欲しくてこれまで旅行してきたが、もはや「こんなところ」でもなんでもない。
GPSを使った旧道トレースや鈴鹿8耐への参加がなければ、今回の旅行はやろうとは思わなかっただろう。
それに、自分の「旅行アンテナ」の感度も、就職前と今とではまるでちがう。今の僕はいわゆる勤め人ではないが、それでも当時の感性そのままでは旅行はできないのだ。よほど大きな旅行をしなければ…。
自転車旅行自体に飽きることはないし、まだまだ自転車で行きたいところはたくさんある。あるけれども…
ただ一つ言えることは、できれば就職する前に、この手の長距離旅行を一度はやっておくべきだということだ。特に男の子は。
ため息がつきることはないが、もう寝ることにしよう。明日はいよいよ鈴鹿入りをする。残り70キロ。メッセンジャーの仕事で一日に走る距離よりも少ない。
(メッセンジャー編)
************************************************************************ ■ 先々週、先週の走行距離
************************************************************************
※下記の金額は一日の運賃の合計の概算であり、私の報酬はこのうちの「およそ半分」となります。
2/27 117キロ 26000円
2/28 94キロ 26000円
3/01 73キロ 20000円 一日中雨が降りどおしで、まいりました。
3/02 107キロ 24000円 夕方から雨がっ!けれどそんなに降らず一安心。
3/03 84キロ 24000円 夕方から雨。しかも本降りとは。
3/06 104キロ 24000円
3/07 94キロ 23000円 暖かい一日でした。
3/08 116キロ 26000円
3/09 87キロ 24000円 わりと暇な一日でした。
3/10 110キロ 28000円 また雨とは。売上は多かったです。
先々週の走行距離 475キロ
先週の走行距離 511キロ
累積距離 16019キロ
もう冬は終わりかけています。とうとう…あの寒い冬を乗り切ったのだ!
/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~
【なんちゃってチャリダー自転車始末記】 ※毎週末(+α)配信予定
発行人 かくげ太(nanchatte_charider@yahoo.co.jp)
●なんちゃってチャリダー通信(サイト)
http://www.nanchatte-charider.com/
●なんちゃってチャリダー自転車始末記(ブログ…何とほぼ毎日更新)
http://tinyurl.com/7w96v
●バックナンバー
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000153698
●配信登録・解除はこちら
http://www.mag2.com/m/0000153698.html
【発行人略歴】
1977 生まれる
2001 東海道走破1回目
2004 東海道走破2回目
2005 東海道走破3回目
/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~/~
トラックバックURL↓
http://charilog.blog21.fc2.com/tb.php/627-da152de5

